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2010年11月12日

My Birthday

昨日、11月11日は、私の誕生日でした。

1並びなだけに、「電池の日」、「ポッキーの日」、「介護の日」など
色々な記念日になっているようですが、古くは「世界平和記念日」で、
私の名前sachiyoは、漢字では「幸世」と書きますが、この日に由来しています。
忘れにくいので、迷惑だとも言われます(笑)

お陰で日本やローカルの友人から、たくさんメッセージを頂いて、
昨日は一日中お返事書きをしていたような気がします。
幸せなことです。

メッセージを頂いた人達のお誕生日に、
私の方からもちゃんと連絡をしているかと考えてみると、
全員にきちんと出来てるわけではなく...反省。
来年は気をつけよう。

誕生日には、しばらく会ってない友人が連絡をくれて、
近況がわかることがあります。
happyな知らせもあれば、残念なお知らせもあります。

今回、お母さんやお子さんが亡くなっていた友人が居て、ショックでした。
そして以前はメッセージをくれたその人自身が亡くなっていたという事も、
知人の知らせでわかりました。

こういう時に感じるのは、日本とシンガポールの距離感です。

「シンガポールに居るsachiyoにわざわざ知らせるのも...」とか、

「心配かけるから...」とかで、私には黙っているのです。

今は、携帯やメールやSkypeなどで海外に簡単に連絡を取れる時代ですが、
心情的にはやはり「外国」は遠い国なんだと思います。

少し寂しく思いますが、今回のように、何かきっかけがあって、
辛い事を話してくれた事をありがたく思います。

日々生きてれば、色々な事が起きます。悩みも尽きない。

でも、自分だけではない、みんな大変なんだと認識します。

逆に、日本を離れてシンガポールで誕生日を迎えるようになって嬉しい事は、
両親に直接祝ってもらえるようになったことかな?

普段は非常に厳しい両親ですが、
誕生日にはスペシャルな事を言って貰えるのも嬉しい。

一緒に生活するようになって一年半。

私はこの年になって、シンガポールの実家に戻ったこと、
結婚もせず、子供も産まずで、親不孝な事をしてしまっているという
気持ちが実はあります。

それでも目標を持って、何事にも一生懸命取り組んでがんばって生きています。
それをちゃんと理解してくれていると思えるメッセージを誕生日に貰えて、
嬉しいやら申し訳ないやらで...涙が出ました。

誕生日というのは、自分が産まれた日を祝うというだけではなく、
産んでくれた親に感謝をしなくてはいけない日なのだとも思います。

日本に居る弟からも、スペシャル・メッセージ。
酔っぱらっていたせいだろうけど(笑)

1年に1回の誕生日。

色々なことを想い、色々な事に気付かされる日です。

"Just like fine wine, you grow better with the years. "

誕生日にこんな事を言ってくれるパートナーを早く探さないと。
(これ、日本語で言われると引くけど...笑)

いや、これからアルバムを発売する身としては、

"The more candles, the bigger the wish. "
(キャンドルの数が多いほど、願い事は大きく!)

という感じかしら!

Anyway, thank you everyone for your love and care.
I had a really great birthday...

▼オフィスのスタッフから。Bengawan Soloのコーヒーケーキ、好吃!!
12Nov10.JPG

2010年11月08日

George Benson live @ Esplanade Concert Hall

先週、George Bensonのコンサートに行きました。
会場はEsplanade Concert Hall。
今年で4回目を迎える"Singapore Sun Festival"の一環のイベント。
この"Sun Festival"、内容が年々グレードアップして、人気も急上昇。
今年もDavid Foster、Natalie Cole、Jose Carreras等、大御所揃い。
チケット発売当日に売り切れるイベントもあります。

シンガポールの熱帯の夜に、Bensonのギターは合いそう、back to 80sだわ、
と出掛けて参りました。
欧米人多し。大人のパーティーといった感じ。
皆さんドレスアップして素敵です。
私も黒のミニドレスを。

George Benson。
彼のギター、歌はなんと言ってもその"Groove"につきるでしょう。
私は基本アコースティックな人間ですが、
Bensonのエレクトリック・ギターは大好きです。
今年67才、グラミー受賞歴10回の大御所。
流れるような早弾きも、ギターのアドリブとのユニゾンのスキャットも大健在、
音程、リズム、声量、全く衰えず。お見事でした。
ソウルジャズ系、フュージョン、ブラコン、時代と共にスタイルを広げた、
彼の代表曲を次から次に演奏していきます。
"Breezin'"、"Give me the night"、"Turn your love around"、
"On Broadway"や"Beyond the Sea"、
そして"In your eyes"、"The greatest love of all"、"This Masquerade"、
"Never give up on a good thing"、"Nothing gonna change my love for you"、
もうどれも超スタンダード化されてます。

ブラコンの一種独特な、こういっては何ですが、ちょっといやらしい感じが、
彼の場合は全くない。
おしゃべりも可愛くて、底抜けに明るい、おちゃめなおじさまです。
最後に着た白いジャケットも最高にダンディー。

アイリッシュ系の音楽が好きとか言ってたのは意外だったなあ。
"Danny Boy"を、バグパイプ風の音色で演奏してみたり、自由自在。

2006年以来、4年ぶりの来星。
シンガポールは大好きみたい。
だってお客さん、本当にノリがいい。
客席から「あれ弾いてー」「これ歌ってー」と、頻繁に話しかけ、
拍手、手拍子、タイミングが実にいい。

今回は2階席の一番いい所に座ったのですが、バラードになると、
高齢のヨーロピアンのご夫婦が角の方で抱き合って踊ってたりするの。
知らない者同士が、笑顔で「最高よねー」とか、「あなたのGrooveいいわねー」とか、
同士みたいになって、プレイヤーと一緒に楽しんでいきます。

Concert Hall、2階席って結構自由でいいです。PAの操作もよく見えるし。勉強になりました。
ただ、元々が生楽器の反響主体で造られている箱のせいか、
今回のようなエレクトリックものの演奏は響きが上に向かってちょっと膨張気味。
それをカバーするに余りあるパフォーマンスでしたが。

帰りはギター弾けないくせに、タクシーを待つ間、
どうしてもエアギターで"Breezin'"をやってしまう...。
素振りの練習してるおじさん状態(笑)

しかし、久しぶりに聴いたなあ。
南国の夜に本当に合う。

こちらでのコンサートの楽しみ方は、気の合う仲間で少しお酒を入れてから会場に移動。
狭いシンガポール、移動はせいぜい15分前後。
ライブが始まれば、その場に流れるグルーヴに、リズムに、自然に溶け込んでいきます。
ライブが終わったら、またバーに移動して一杯。
そして音楽談義に夜を明かす。
ああ、大人になって本当に良かった!