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2009年01月26日

新年快楽!!

今日は春節。中国のお正月ですね。
新年好でございます。
東京は日差しは強いのに気温は低くて、冬らしいお天気が続いてますね。
今日は、シンガポールの滞在で、書き残した出来事をお話したいと思います。

シンガポールのミックス・カルチャーの一つにプラナカン文化があります。
この文化の正装である「サロンケバヤ」が大好きです。
(ケバヤか、カバヤか、クバヤかいつも書き方を悩むのですが、
スペルは"Sarong Kebaya"と書きます。ケとカの間の微妙な発音。
別名、ニョニャ・ケバヤとも言います。)
サロンはバティックの筒状の腰衣、ケバヤは半透明の上衣で、
上下組み合わせて"Sarong Kebaya"になります。
20代後半位から、ケバヤをジーンズに合わせて、自分なりに着たりしていましたが、
2007年にプラナカンをフィーチャーしたフェスティバルを行った時に、
正式な着方や歴史を勉強して、公式行事などにも着るようになりました。
女性の体のラインを強調するように、立体的に作られたケバヤは、
スタイルを良く見せてくれます。

年始に、CH8(中国語放送局)の女優さんとお話する機会があって、
何でも年末にプラナカン文化を背景にした地元のTVドラマ
"The Little Nyona "が大ヒットして、安いケバヤが飛ぶ様に売れたとのこと。
流行に乗っていると思われたら、嫌だなあ...なんて思ったりして。

ちなみにシンガポール航空のCAさんのユニフォームも「サロンケバヤ」と呼びます。
これは、この衣装をモチーフに、バティック生地を使って、
ピエール・バルマン氏がデザインしたもの。
SQのサロンケバヤは世界的にも有名で、見た目も美しく私も大好きですが、
冬の国に到着した時は、あの上にコート1枚のみで本当に寒そうで、
動きが取りにくいので、緊急時には大変だろうなあといつも思います。
あのユニフォームを着る為に、SQのCAさんのスタイル保持の努力は
大変なものだそうです。がんばって下さいませ。

話が横道にそれましたが、そんな私のサロンケバヤ好きを聞いて、
母のシンガポーリアンのお友達がコレクションがあるので見に来ないかと、
ご自宅に招待して下さいました。

▼美しいケバヤの数々。これでほんの一部です。
0126_1.JPG

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▼刺繍が「金魚」の珍しいモチーフ。
0126_5.JPG

全てヴィンテージの品の良い物でした。
母のお友達のお母様が、プラナカンの方ではないのですが、
お好きで集められたのだとか。
生粋のプラナカンの方達から、羨ましがられたそうです。
ご家族は皆さん興味が無くて、でもお母様の形見だから捨てられない...とのこと。
「そんな!! もったいない...」と言いながら、私がずっと眺めていたら、
上の写真にある、赤い刺繍の入った、白いケバヤをプレゼントして下さいました。
「お母様の大事な形見なのに...」と初めお断りしたら、
「好きな人が貰ってくれたら、母も喜ぶから」と。
とても嬉しかったけれど、まさか日本人が着るとは、
お母様も思われなかったでしょうに...(笑)

手持ちの赤いSarongに合わせようかな、中に赤いキャミソールを着て、
下はジーンズでもいいなあ...と、帰り道はウキウキして帰りました。

シンガポールに居る中学生の時に、
日本の文化を忘れないように、お茶とお花を習いました。
帰国してから今度はシンガポールを忘れないように、
各民族の文化の歴史や習慣を勉強し直しました。

4月からのシンガポール生活では、着物を少し日常的に
着れるようになりたいなあと思っています。

2009年01月21日

大切なお知らせ。

今日は大切なお知らせがあります。

・2月3日(火) ピアノ弾き語りライブ
・3月29日(日) ワンマンバンドライブ

上記2本のライブを最後に、私は日本での活動をお休みして、
4月よりシンガポールに拠点を移します。

そこには色々な事情がありますが、更なる挑戦への決断です。
日本で活動して11年...これまで応援して下さった皆さんには、
心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
今後の私のアジアでの活動も、ご支援頂けたら嬉しいです。

この大きな決断を、ご報告しなくてはいけない方達はたくさんいらっしゃいます。
11年の活動の中で、私は本当に多くの方にお世話になりました。
これから少しずつご報告をして行きたいと思っておりますが、
まずはこれまで、CDを買って下さり、ライブに足を運んで頂いたお客様に...
そして、上記2本のライブが最後になる事をお知らせしたく、
ここにご報告させて頂きました。

「いつか、シンガポールに帰るの?」
私は、日本での生活の中で、こう質問される事が多かったです。
両親もシンガポールに住んでいるし、
「シンガポールが故郷の人」というイメージを持たれていたみたいです。
帰国したばかりの時は、確かにあちらに帰属している意識が強く、
「帰国子女blues」や「ヨソモノ」といったアイデンティティに関する曲は、
この頃に自分が感じた事を書いたものです。
その後、一生懸命、日本に馴染む努力をしました。
日本のスタンダードを理解しようと必死でした。
皆さんが普通にやっている事を、私はあえて気を使って
やろうとしなければ、出来なかった。

次第に見えてきた、日本のよい所。美しいもの。
同時に見えてきた、シンガポールの良い所、悪い所。

両方の国を客観的に見つめる事が出来るようになり、
その中で自分自身のスタイルを自分なりに作って来ました。

今回の決断は、「シンガポールに帰る」という意味ではありません。
両方の国のバランスが取れるようになった今、ここで、
日本人としての心を大事にしながらシンガポールで活動してみたい。
これは新たな挑戦です。

残り2ヶ月ちょっとの日本の滞在...
これまでお世話になった皆さんに感謝して、
大事に生活して行きたいと思っています。

4月以降〜次回日本でライブが出来るのは1年後かもしれませんし、
10年後かもしれません。
どうぞ、今年日本最後の2つのライブ、応援に来て頂けたら嬉しいです。

2009年01月17日

帰国しました!!

ようやく帰国しました。
今回は1ヶ月も滞在していたので、さすがに日本の寒さに違和感を覚えます。
久しぶりに乾燥で、鼻血を出しました。(こんなこと言わなくていいか・笑)
シンガポールは湿気が高いので、冬に帰国するとたまにこういう事になります。

前回のブログから間が空いてしまってすみません。
この10日間、ちょっと忙しかったです。
人に会う事が多かったかな?

日本人会の賀詞交換会に参加したり、
日本からシンガポール料理のレストランのオーナーさん達が来星して、
一緒に行動を共にしたり、
仕事でお世話になった方達に挨拶に行ったり、昔の同僚に会ったり...。
▼賀詞交換会で、両親と山中日本大使と。
Gashi.JPG
シンガポールなので、サロンケバヤを着ました。
大使は、Esplanadeにも来て下さいました。
今後のシンガポールでの活動について、色々とお話しました。

今回は長い滞在で、日本とシンガポールの違いをはっきりと認識したので、
色々な事を感じました。
またそれは、追々お話するとして、まずはお知らせです。
今年最初のライブはシンガポールでとお話していて、
実は会場も日程も決まっていましたが、事情があって取り止めました。
サイトで詳細を告知していなかったとは言え、
シンガポール在住のお客様には、若干ご案内してましたので、申し訳ありません...。
近い将来、シンガポールでまたライブが開催出来るよう準備していきますので、
今回はご了承下さい。

と言う事で、今年最初のライブは東京で行います。
詳細はこちら
Esplanade以来の弾き語りで、成果をお見せ出来るようがんばりますので、
ぜひ遊びにいらして下さいネ。
そのEsplanadeライブの模様も、photosでご紹介していますのでご覧下さい。
写真で見ても、凄いなあ...と思います。
あのライブで、今年1年分の度胸(!?)が持ちそうです(笑)

シンガポールは今、旧正月の飾り付けで真っ赤です...という程でもないかな?
不景気で、ちょっと自粛気味ですね。
それでも、チャイナタウンはやはり活気がありました。
▼チャイナタウンの一角。これじゃ、ちょっとわかりにくいですね。
CN.JPG
今年は、1月25日が大晦日。26日が春節です。
▼シンガポールの我が家も、母が飾り付けしてます。
CN_1.JPG CN_2.JPG
あれっ?「福」が逆さになってませんね?
母曰く、逆さに出来る仕組みになっていなかったとのこと。
中国では、福を逆さにして「倒れる」という意味になり、
「倒」(dao)を、同じ発音の「到」にひっかけて、
「福到了」(福がやってくる)という意味になります。

逆さに出来る仕組みになっていなくても、福が逃げてしまうので、
して貰うわないとなあ。
日本の我が家は、私が12月10日位に日本を出たので、
まだクリスマスの飾り付けのままでした...明日、片付けよう。

そんなこんなで、また今年もよろしくお願いします!!

2009年01月04日

Wet Market

母の買い物に付いて、朝のWet Marketに行って参りました。
うちの母は大体の食材は明治屋やローカルのスーパーで購入しますが、
野菜とフルーツと卵は、週1回、Wet Marketに買出しに行きます。
Wet Market...生鮮食品を扱い、床が濡れている事からこの名前になります。
活気ある朝市みたいなもんですな。朝6:00位からオープンしているし。

シンガポールは昔はWet Marketしかありませんでした。
徐々に大型のスーパーマーケットが出来、近代的になりましたが、
今でも、Wet Marketは街のあちらこちらにあります。
高級住宅地近くのマーケットはちょっとお高めですが、
母はあちらこちらを比較検討して、穴場の安くて新鮮なマーケットを
見つけだして来ました。穴場なので、名前は内緒です。

昔とは違って、今はとっても衛生的。床も濡れてません。
食材によって、わかりやすく、売り場が分かれています。
▼フルーツ・コーナー。
WM_Fruits.JPG
▼卵コーナー
eggs.JPG
新鮮でほんとに美味しそう。
母は卵を買うときに、最初に買った時に貰った卵のケースを持っていって、
それに入れて貰ってました。何度も何度も破けるまで使いまわします。
こういうことって、大事です。
フルーツも、新聞紙に包んで。無駄な包装をしない。
小さい頃に行った時も、電話帳を破いて食材をくるんでくれたのを思い出しました。
▼問題のお肉とお魚のコーナー。
Fish&Meat.JPG
なぜ、問題かと言うと...。
こちらは生きたままの鶏をその場でさばくので、
小さい頃にその光景を見てしまった私は、
結構大人になるまで、チキンライスが食べれませんでした。
母もまだ温かい鶏肉を、それこそ鳥肌を立てながら頂いていたそうです。
チャイニーズの人達は、生き血を飲んだりしますね...。
今でもその光景は脳裏に焼きついています。

お魚も、さばいてそのままくれます。
日本でも魚屋さんはそうでしょうけれど、
30数年前、切り身をパックに入れて売る事を
シンガポールの人達に教えたのは日本人です。
日本のデパートが出来、日本の習慣が持ち込まれるようになりました。
取り扱いやすくなりましたが、ゴミを増やす原因になりました。

お肉やお魚のコーナー...昔ほどワイルドな印象は受けませんでしたが、
匂いは相変わらずで、鼻が曲がりそうでした。

▼新鮮な花屋さんもあります。
Florist1.JPG Florist2.JPG
蘭の鮮やかさと安さは見事です。毎日、食卓を飾るのが楽しみになります。

マーケットのおじちゃん、おばちゃん、みんな人がいいです。
「こっちの方が新鮮だから、こっちを持って行きな!!」
「これもこれもつけて、$10でいいよ。」
母はよく知られていて、みんなおまけをしてくれたり、安くしてくれたりします。

市場って、元気になりますね!!
シンガポールの台所を垣間見た朝でした。

2009年01月02日

Happy New Year 2009!!

新年好!!
Selamat Tahun Baru!!
そして、明けましておめでとうございます。

シンガポールで新年を迎えております。
年末のご挨拶もしないまま、新しい年になってしまい...すみません。
昨年、私のライブにお越し頂いたお客様、
CDやTシャツを買って下さった皆様に、改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

2008年はたくさんの「挑戦」を試みた年でした。
初めての全編ピアノ弾き語りのライブで幕を閉じた2007年、
更なるステップアップを計り、色々な対バンライブにピアノの弾き語りにて、
出演させて頂きました。
毎年プロデュースしているイベント「Singapore Festival」を取りやめたのも、
私にとってはある種の挑戦でした。
新しいメンバーを迎えてのバンドライブも、
新たな音楽性と方向性に踏み出すための挑戦でした。
日本を代表するミュージシャンの音は、
私を更に高い所へと引き上げて下さいました。

秋以降は、シンガポールにて、何度かライブを演らせて頂きました。
夢にまで見たシンガポール最大級のホール、
"Esplanade"でも歌を歌わせて頂く機会も得ました。
大舞台でのプロとしての心構え、人種や老若男女関係なく、
音楽を伝えていく事の難しさ、素晴らしさを勉強させて頂きました。

この1年で、私の中でのミュージシャンとしての意識が大きく変わりました。
「逃げないこと」の大切さを実感しました。
全ては皆様の応援があったからこそ、成し遂げられた事です。
心よりお礼申し上げます。

さあ2009年が始まります。
今年最初のライブは、今月シンガポールで開催する予定です。
2月には、日本最初のピアノ弾き語りのライブを東京で、
3月には、初のダンサーを交えてのバンドライブを予定しております。

その後は...今の段階ではまだ申し上げられませんが、
私の音楽人生の大きなターニングポイントとなる年になりそうです。
詳細がきちんと決まったら、またご報告します。

世界的な不況の波が押し寄せる中、
少しでも皆さんが前を向いて、明るくなれるような歌を
お届け出来るようがんばります。
今年もどうぞよろしくお願いします!!

▼母が作った我が家の賀正コーナーです。
2009_1_1.JPG
クーラーの下って言うのがシンガポールっぽいでしょ?