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2008年06月29日

The Singapura (ファッション編)

帰国しました。
ブログが間が空いてしまって、ごめんなさい。
朝から晩まで動き回って、夜は疲れ果てて寝る...の毎日でした。
よく遊んで、よく食べて、リフレッシュしましたヨ。

今回のシンガポール滞在は10日間。
私的シンガポールの楽しみ方を項目ごとに分けて、ご紹介しますね。

まずはファッション編です。
私は「その洋服どこで買ったの?」と、結構人に聞かれる事が多いです。
私の洋服は、ほとんどシンガポールで買います。
トレンドも意識しつつ、衣装にも普段にも着れるような服を探します。
欧米ブランドには目もくれず、アジアのブランドやシンガポールのローカルブランド、
アラブストリートやチャイナタウン、リトル・インディア等のお店で、
掘り出し物を見つけるのが好きです。

シンガポールに着くと、まず購入するのが、ローカルの女性誌「her world」。
▼"her world" $6なり(約¥480)
her_world_1.JPG her_world_2.JPG
全体的な傾向と値段、セール情報等を掴みます。
"her world"は、エッセイも読み応えがあって、面白いです。夜のベッドのお共。

アジアの高級ブランド系で、毎回必ずチェックするのが、
インドのブランド「Mumbai Se」と香港のブランド「上海灘」。
▼Munbai Seと上海灘の外観。
mumbai_1.JPG Shanhai_Tang_1.JPG
両方ともお高めのブランドですが、Great Sale中なので、かなり安くなっていました。
▼Mumbai Seでは茶色のチュニックと、上海灘ではオード・トワレを買いました。
Tunic_1.JPG SHT_perfume.JPG
上海灘の香水"Ginger Lily"(写真右)は、愛用してもう8年目ですが、
今年新発売の香水"Mandarin Tea"(写真左)もとても爽やかな香りで、
夏によいかな?と思って買ってみました。

中級のアジアブランドで見るのは、British India。
今回はビビッと来るものが無かったので、何も買わず。
買い物をする上で気をつけているのは、上限を決めて、
ただ安いとか、限定品というだけで購入しない事です。
本当に欲しいか、手持ちの物とどれだけ合わせられるか、かなりじっくり考えます。
まあ私の場合、何度も来れるので、恵まれてる事もあると思いますが...。

ローカルブランドでは、Chomel系の"Madam Batterfly"(高島屋に入ってます)や、
TANGS(C K Tang とParagonの品揃いがおすすめ)に入っているブランド、
Allure、moonstone、Island shop等をチェックします。
ほとんど1万円以下の商品でお手頃です。
今回も一通り見て、Allureの黄色のワンピースを1着だけ買いました。

シンガポールならではのファッションでは、昨年のフェスティバルでも取り上げた
プラナカン文化の"サロンクバヤ"。
ここ10年の間に、少しずつ取り揃えて来ました。
アラブストリートにある"Toko Aljunied"やKatong地区にある、
"Rumah Bebe"や"Kim Choo"等で、オシャレなものが揃います。
今回は"Toko Aljunied"で、サロンの色々な巻き方をしっかり教わって来ました。
今年の夏は、サロンを使いこなしたファッションに挑戦する予定です!!
▼AljuniedのRadiyahと。家族ぐるみでもう20年位の付き合いです。
Aljunied.JPG
Aljuniedで各種サロンを。Kim Chooでヴィンテージもののクバヤも購入しました。
Salong.JPG Kebaya.JPG

アラブストリートとリトル・インアディアは近いので、大体同じ日に両方行く事が多いです。
リトル・インディアでは、インドもののCD、アクセサリー、化粧品、
そしてシャルワール・カミーズ等の民族衣装を一通り見ます。
最近凝っているのは、パンジャとバングル。
パンジャとは、手の甲と手首や指を飾るインドのアクセサリー。
マイクを握る手に付けたら、ちょっと可愛いかしらと思って集めてます。
横浜中華街にあるチャイハネ等でも手に入ります。
インドもののアクセサリーで気をつけた方がいいのは、
ピアスの刺す部分が大きいものが多く、入らない事もあるので要注意。
バングルはサイズが色々あるので、色々はめて自分サイズを探して見て下さい。

今回ショックだったのは、シャルワール・カミーズのお店が多く入っている
Tekka Centreが、リノベーションの為、2年間クローズしてしまったこと。
せっかく衣装を作ろうと思ったのになあ...。
しかし後日、フィッシュヘッドカリーで有名な"Muthu's Curry"に入ったら、
横の道のRace Course Laneに、数は若干減っていますが、
仮設でお店が連なっているのを見つけて、嬉しかった!!
次回9月に寄ってみよっと。

ざっと、私のシンガポールでの買い物の仕方をご紹介しました。
私は、シンガポールでは、日本に無いヴィヴィッドな色のトップスを購入して、
縫製やシルエットが大事なボトムスは、日本で購入するようにしています。
ローカルブランドは、以前よりだいぶ縫製がよくなって来ましたが、
まだまだ、よーくチェックした方がよいです。
デザインが良くても、縫製が悪くて、あきらめる事もあります。
必ず試着して、特に後ろ姿は入念にチェックして下さい。

あと、私は人前に出る商売なので、派手なものを購入しても使い道がありますが、
シンガポールに来ると、カラフルな色に触発されてついつい買ってしまい、
日本に帰って着てみたら、浮いてしまって、恥ずかしくて着れなかったという話も
よく聞きます。日本の方は、その点も気をつけて。
ただ、sachiyo的には、なるべく人と似たような格好をしないで、
カラフルな洋服も「気合い」で、着て欲しいなあと思います。
洋服は堂々と胸を張って着ていれば、服が自分に馴染んで来るものです。
これから夏ですし、平日は無理でも、土日にシンガポール・ファッションに
挑戦してみてはいかがでしょう?

2008年06月19日

あっちゃこっちゃ行ってます。

今日は午前中はオフィスワークをして、午後からあっちこっち出かけました。
まずは、ラジオ局、情報誌他シンガポールの日本人向け総合メディアが集結している
COMMさんに表敬訪問!!(と言うと大袈裟ですが、用事があって伺いました。)

こちらのラジオ番組には過去何度も出演させて頂き、最近創刊された日本人向け子育て
応援マガジン「ハローキッズシンガポール」には、シンガポールで育った人間として、
巻頭特集に記事を掲載して頂きました。オフィスは郊外のNovenaの方から
中心地に近いLiang Courtにお引っ越しをされて、便利になりましたネ。
▼広くて快適なオフィス。         ▼「ハローキッズシンガポール」を持って。
comm_1.JPG.JPG comm_2.JPG
「ハローキッズシンガポール」がかなり売れているそうで、そのお陰か、
シンガポールより事務所の方に、私の活動に関するお問い合わせが増えています。
本当に、ありがたいことでございます。
COMMさんに伺っておかしかったのは、オフィス内がドリアンのにおいで
充満していました。シンガポールならではですネ(笑)

COMMさんにご挨拶をした後は、近くの"Peranakan Museum"に行きました。
昨年のシンガポール・フェスティバルの際に「プラナカン文化」を
ご紹介させて頂いた事もあって、この施設のオープンは首を長くして待っていました。
▼看板も外観もカラフルな文化にちなんでか、可愛いですね。
peranakan_1.JPG peranakan_2.JPG
見事なコレクションの数々でした。
フラッシュを焚かなければ撮影可能なので、ちょこちょこ写真を撮りました。
プラナカン協会の会長をされているDick Leeさんのお父様と
Dickさんのポートレートも飾ってありました。
Dickさんは、オープニングの際に司会をされたそうです。
peranakan_3.JPG peranakan_4.JPG
▼年代もののカムチェン(プラナカンの壷)やサロンクバヤ。
peranakan_6.JPG peranakan_5.JPG 
プラナカン文化、またそのコミュニティーは調べれば調べるほど複雑で、
昨年のフェスティバルの際は、かなり神経質になった時期もありましたが、
今は穏やかな気持ちで見つめる事が出来ました。
専門家のようにはいきませんが、歴史や文化の知識は、
自分の内面を豊かにさせてくれます。
他の先進国にもあるような近代的な施設ばかりではなく、
シンガポールならではの文化的施設が増えるのは嬉しいことです。
日本の皆さんも、シンガポール・フライヤーに行かれると同時に、
こういった文化施設にもぜひ足を運んで下さいネ。

さてさて。シンガポールは今、国を上げての大セール、
「グレート・シンガポール・セール」の真っただ中。
明日はそろそろショッピングでもしようかしらん。

2008年06月18日

Singapore lah!!

シンガポールに帰って来ました。
こちらは暑い!!
最近、いつ帰って来ても涼しい事が多かったので、
エアポートに着いて、ムッとした空気を感じた時、
あ〜シンガポールらしいと思って、何だか嬉しかったです。

今日は星日文化協会に伺って、ミーティング。
9月に行われるシンガポーリアンのカラオケコンテストに
ゲストシンガーとして出演させて頂く事になったので、
その打ち合わせに行って来ました。
協会はシンガポールの中でも古い地域、Middle Roadにあります。
▼Middle Roadの一角。
Middle_Rd.JPG
カラオケコンテストと言っても25年の歴史がある由緒ある大会で、
杉良太郎さんがバックアップされており、別名「杉良太郎杯」とも呼ばれています。
▼協会の理事のMs.Ngと。
with_Ms.Ng.JPG
しかし、コンテストは9月28日...。
なんとF1、ファイナルの日だよ。が〜ん。
コンテストは、Raffles Hotel のJubilee Hallで行われます。
会場に無事に入れるのだろうか...。
でも、誰もが出演出来る事ではないので、がんばります!!
大変人気のあるコンテストで、毎年400ある観客席が、
1〜2日で予約で一杯になるそうですが、
一般の方もお入り頂けますので、予約方法の詳細が決まったらお知らせしますネ。
シンガポール在住の日本人の方々、ぜひ遊びにいらして下さい!!

夜は父の会社の方達が自宅に来て、ホームパーティーでした。
うちは昔からお客さんがよくいらっしゃって、
母はホームパーティーのエキスパートになってしまいました。
日本の雰囲気を味わって貰おうと、和紙に季節の花をプリントして、
おしながきが書かれています。
▼あじさいがプリントされたおしながきを銘々に。
home_party_1.JPG
まあー、うちの母...ほんとに感心するわ。
本日の献立は、豆サラダ、牛肉寿司、卵の寒天寄せ、
マグロの海苔卵焼き、紅茶豚、茄子の揚げ出し、ズッキーニのナムル、
締めに高菜と明太子でご飯とお吸い物、デザートとコーヒーです。
ちょっとした料亭みたいですな。
▼まずは前菜から。
home_party_2.JPG
みなさんお酒が進む、進む。
焼酎にしそと鷹の爪を入れたいわゆる「金魚」も、
シンガポールだと生のレッドチリを入れるのでフレッシュです。
▼おまけに黒いのはだし昆布を少々。味がまろやかになるとのこと。
home_party_3.JPG
しょっぱなからこんなに食べてしまって、
メタボなシンガポール滞在にならないよう、気をつけます(笑)

ではでは、おやすみなさいませ。

2008年06月16日

Ag一周年!!

昨日は弟のレストラン、Agの一周年記念パーティーがあり、出かけて参りました。
銀座でレストランを運営するのは、並大抵の事ではありません。
まずは一年。
スタッフにも恵まれて、よくがんばっていると思います。
マイリトルダーのタケル君(6月9日付blog参照)とママと一緒にお祝いに行きました。
Agを愛するたくさんのお客様にお越し頂いて、みんなでワッショイ。
お料理も飲み物も美味しく頂きました。
▼Agのロナウジーニョ、Yohei君。
DSCF0041.JPG
DJさんが居て、ターンテーブルも入ってたので、
マイダーと一緒にノリノリで踊ってしまいました。
タケル君はHip Hopを習っているので、お客様全員の視線を釘付け。
▼一通り踊ると、彼はDJさんの側から離れません。
DSCF0043.JPG
私は、1人でやけ酒飲んでました(笑)

お越し頂くお客様に感謝の心を忘れずに。
これからもスタッフみんなで力を合わせて、がんばって欲しいと思います。

Agは、6月22日(日)も一周年記念パーティーを行っています。
17:00〜21:00まで。ビュッフェスタイルで¥3,000。
ご予約して頂くとちょっぴりお得です。
ご都合の合う方は、ぜひ遊びに行って下さいネ。

さあ、私は明日からシンガポール!!
姉もがんばります!!

2008年06月15日

SJS OB&OGハイティーパーティー

昨日は、母校のシンガポール日本人学校卒業生の懇親会がありました。
シンガポール協会さん主催で毎年行われているこのパーティーは、もう今年で5回目。
私は、微力ながら、この会の実行委員会のお手伝いをさせて頂いてます。
今年は、過去の懇親会を振り返って、反省点を改良したり、
様々なアイディアを募ったおかげか、とても楽しいものになりました。

会場は、銀座マロニエゲートにあるシンガプーラテラス
70名位の方達が集まりました。
同級生同士ではしょっちゅう会ってますが、年代問わずの同窓会なので、
色々な年代の人達と話すのはおもしろかった。
私のコンサートに来てくれた方やCDを持っている人が結構居て、嬉しかったです。
▼20代〜50代までさまざま。
SJS_party.JPG
今年は、STB(シンガポール政府観光局)の日本支局長のPaul Tanさんにゲストで
お越し頂いて、ユニークで、見事な英語&日本語のスピーチが会場を湧かせました。
Paulには久しぶりに会えて、最近のシンガポールについて色々話せて、私も楽しかった。
▼Paulと。私達...マーライオンの前で何度写真撮ったかね〜?と笑い合いました。
Paul&sachiyo.JPG
今回はクイズやラッキードローコーナー等も設けて、知らない人同士でも、
コミュニケーションが取れるようにしたのはよかった。かなり盛り上がりました。

びっくりしたのは、"michelle"でお馴染みの、私が最初にシンガポールで住んだ、
オレンジタワーもといゴールデンタワーに住んでいたという人に2人も会えたこと。
「sachiyoちゃんじゃん!!」なんて言われて、ほんとびっくりしました。
こういう出来事は、同窓会ならではですね。

懇親会は来年も開催する予定です。
今年は参加出来なかった元シンガポール日本人学校在校生さんたち。
来年は、ぜひ参加して下さいネ!!

2008年06月13日

Terima kasih!!

昨日のライブにお越し頂いたお客様、ありがとうございました。
緊張とリラックスが程よい感じのバランスで、とても楽しく歌えました。
ピアノとの"matahari"も、イエーイでしたネ!!
微妙な拍手もありがとうございます。ははは。
皆さんにお願いした事、次回期待しております(笑)

毎度、選曲やアレンジなど、色々挑戦しています。
アンケートを拝見すると、皆さんもそれを楽しんで下さっているみたいで、
とっても嬉しいです。
ピアノの高島さんも、こうしたら?と、様々なアイディアを提案して下さるし、
私も今回はこういう事をしてみたいとか、こういうのは違うかもとか、
色々試してみる事にしています。

最近、音程とか、声量とか、リズムとか、コントロールとか、
ようやく自分のイメージ通りに歌えるようになってきました。
もちろんまだまだ未熟なのですが、
歌い手としての、基本が出来て来たような実感があります。

実はちょっと前まで、私は歌をやめる事を考えていました。
音楽業界はやっぱりちょっと特殊な世界で、傷つく事も多いですし、
ビジネスにしてしまうと、物理的な難しさも多々あります。
20才やそこらではないので、正直、色々考えてしまいます。
ミュージシャンがよく口にする事ですが、
音楽は大好きだけど、音楽以外の事に疲れてしまう事が本当に多い。
10年で切りもいいし、今年はフェスティバルも開催しないし...。
(ネガティブな事言って、すみません)

でも。
環境のせいにするのは嫌なので、活動を上手く続けられないのは、
自分のやり方に問題がある。
運とか才能なんて口にする前に、まず自分のスキルを磨く方が優先。
やめる事を頭の片隅におきながらも、そう思い直しては、ピアノに向かって来ました。
弾き語りも、対バンライブも、色々な挑戦の一環でした。

すると。
何だか歌が変わって来たのです。
今まで聴こえなかった音が聴こえるようになってきたり、
(霊の世界の話ではありません)
メンバーそれぞれの音も、しっかり耳に入ってくるのです。
そのグルーブ、その音に、自然にのっかることの気持ちよさ。
ようやく自由自在に歌えるようになってきたのに...。
私、本当にここでやめるの? やめていいの?
何だか、くやしいじゃない...。

昨日、ライブをやって。
20才やそこらじゃないんだけど。
自分で言うのもなんなんだけど。
自分の歌に「可能性」を感じたのです。
そして、それを生かすも殺すも自分次第なのだと。

私、やっぱり歌いたいです。もっと、もっと歌いたい。
皆さんに自分の歌を聴いて頂きたいです。
昨日、皆さんのお顔を見てて、もしかしたら同じように
感じて頂いているのではないかと...そんな風に思いました。

またライブ演ります。
来週からシンガポールに帰るのも、挑戦の一環です。
私の歌ではないけど、また「ここから」がんばってみようかと思います。
色々な事を感じたライブに来て下さって、本当にありがとう。
sachiyoがんばるよ。まだまだ、応援よろしく頼みます。

昨日のセットリストです。
【1st set】
1. Asia Major
2. moon dance
3. つぐない
4. Sky
5. You raise me up
6. Southern Christmas

【2nd set】
1. ありがとう
2. いのちの名前
3. Main theme from Lupin the third
4. Stolen Moments
5. Lagenda
6. 再見

アンコール:matahari

▼素敵なお花を頂きました。ありがとうございます!!
flower.JPG

2008年06月11日

明日ライブです。

さて、いよいよ明日12日はライブです。
詳細はこちら
天気予報が、曇りのち雨が、雨のち曇りになって来たぞ。よっしゃー。

しかし、譜面並べて思う事は、ほんとにジャンル無茶苦茶!!(笑)
ジャンル度外視で、sachiyoの琴線に触れたラインナップとなっております。

何年かぶりに歌うもの。
初めて歌うもの。
ピアノとのデュオでは初だなーとか、
色々な選曲となっております。

ご予約の受付は全て終了しましたが、当日券でもお入り頂けますので、
突然の方も遊びに来て下さいネ!!

ではでは。
皆さんにお会い出来るのを楽しみにしてますよん♪♪♪

2008年06月10日

アヌーシュカ・シャンカール・ライブ!!

シタール奏者の、アヌーシュカ・シャンカールのライブに行って来ました。
言わずと知れたインドの宝、ラヴィ・シャンカールの娘であり、後継者である彼女。
一般の人には、ノラ・ジョーンズの妹さんと言った方がわかりやすいかもしれません。

シタールは、ここ数年、私が最も共演したいと思っている楽器で、
その特性を理解したくて、家でもラヴィ・ジーや、アヌーシュカのCDはよく聴いています。
去年は自分のラジオ番組でも、何度かインド音楽を特集しました。
インド文化は、シンガポールのバックボーンの一つでもあるせいか、
あの独特な金属音を聴くと、私は非常に郷愁を覚えるのです。

友人から、彼女の招待券があるのだけど、一緒に行かないか?と言われ、
私は二つ返事で飛びつきました。
アヌーシュカの演奏が、目の前で聴ける!!

会場は紀尾井ホール。
ニューオータニの真ん前。インド大使館も近くにあります。
客席には、文化人、俳優さんも多くいらしていました。
シャルワール・カミーズ(インドの民族衣装)を着た方も目立つ。
私もインド製のチュニックに、金のアクセをじゃらじゃらと。
ステージ上は、ペルシアン・カーペットが何種も敷かれ、
この上で、アヌーシュカが裸足で演奏すると思うと、ワクワクです。

赤いシルクのシャルワール・カミーズで現れたアヌーシュカは、
とってもチャーミング。
高貴で気品溢れるインド人女性の顔は、私は本当に大好きです。
ピアノ、タンプーラ、インディアン・フルート、チェロ、タブラ、
そして彼女のシタールと、民族楽器と西洋楽器が織り交ぜられた編成。
曲目は決まっていますが、譜面は置かず、即興で演奏が繰り広げられていきます。

ラヴィ・ジーと本人の曲がほとんどでしたが、
ドビュッシーの「月の光」などもあったりして。
古典音楽と現代音楽をミックスさせる表現方法は、もう珍しくはありませんが、
そのバランスが見事で、浮つかない、奥行きの深さが感じられます。
情熱的で品のある音。
時にさざ波のように繊細で、大河がうねるような衝撃的な音もあり、
体がゾクゾクしました。

ちょっと残念だったのは、音の立て方。
カーペットを敷いて、その上に直に楽器を置いているせいか、
どうもこもった音がして、クリアではないのです。
人によって、好き嫌いはあると思いますが、私は民族楽器は、
乾いた音の方が好きなので、残念だったかな。
何だかおこがましい事を言っていますが、
ミュージシャンのテクニックと表現力はケタ違い。
体の奥底から、カーッと熱いものが湧き上がって来ます。
特に、レオ・ドンベッキのピアノと、タンモイ・ボーズのタブラは、神懸り的でした。

もう一つ残念だったのは、元々曲目にあった"Sea Dreamer"を演奏しなかった事。
あの曲、大好きなのに...。
アルバムではStingが参加して歌っています。

でもでも。
来週からシンガポールに帰る予定をしています。
休暇も楽しむし、仕事の目的もあります。
合間合間に、リトル・インディアに通っちゃいそうだなあ。
今回は、サリー生地で洋服作ろうかな〜?
鼻ピアス...開けちゃおかしらと思う位、インド熱上がっちゃいました。

明後日、12日は私もライブです。
どうしても決まらなかったあと1曲が、容易に決まってしまいました。
アヌーシュカ、ありがとう。
私もがんばります!!
Anoushka.JPG

2008年06月09日

my little darling

「今日、sachiyoちゃんの夢を見てもいい?」

初対面で、いきなり彼は私にそう言った。
それは去年の11月10日、10周年記念ライブの夜のこと。

これが大人の男性だったら、またちょっと気分が違うのだが。
いや、大人の男性はこういう事、言わないなぁ...。
まあ、それはおいておいて。

彼の名前はタケルちゃん、6才の男の子。
会った時は、まだ5才だった。
以来、彼は会う度に、私をドキドキさせる事を言う。

ライブのフライヤーを配るお手伝いをして貰えば、
「sachiyoちゃん、全部配ったよ、だから抱きしめて!!」

お絵描きしている所をのぞけば、
「sachiyoちゃんが1人でも寂しくないように、絵を書いてあげるね。」

「この世で一番好きな人は?」と、聞けば、
「もちろん、sachiyoちゃんだよ...」
私のおでこに、小っちゃなおでこをくっつけて、そう言う。

末恐ろしいガキ...じゃなくて(失礼)、なんて可愛いいんだか。
すっかり気を良くした私は、彼の前では乙女になる事にした。

おでことおでこをくっつけると、彼は「こっつんだね。」と言うので、
「ねえ、こっつんして。」と、私からせがむ事にした。
「こっつん」しながら、お互いの好きな所を言い合うのだ。
なんて素敵な世界...(笑)

先日、彼と彼のママと夜ご飯を食べた。
中目黒のスタンディングバー(なんて所に連れていくんだか...)で。
スタンディングバーと言っても、子供連れだとわかると、
お店の人が、「スタッフの荷物を置いていて申し訳ないのですが」と言いながら、
ドア付きの奥の小さなお座敷に案内してくれた。

ひとしきりママとワインを飲んで、
「ママ、トイレに行くけど、タケル、sachiyoさんと二人で大丈夫?」とママが聞けば、
「だいじょうぶー。sachiyoちゃんとラブラブしてるから。」と、彼は答えた(!?)

ママが居なくなったので、「ねえ、タケちゃん、ラブラブして。」と言ったら、
「うん、ちょっと待って。」と言って、彼はまず部屋のドアを閉めた。
そして、次に私を押し倒した!!
その後は、別に何かをするでもなく、彼はずっと私にしがみついたままで、
ただ私は重かっただけなのだが...(笑)

しかし、ラブラブするのに、まずドアを閉めるとは。
笑っちゃう。

最近は、私のものまねをしてくれるようになった。
ものまねされるのは、もっぱら「matahari」。
天井に向かって指を指して、「太陽を〜〜」と「〜」の部分を
やたらビブラートをかけるのが、特徴。
最初、聞いた時は爆笑してしまった。

私を見つけた時の満面の笑顔と、キラキラした瞳が本当にたまらない。
いずれその眼差しも、別の女の子に注がれる日が来るのだろう。
好きな子の相談なんかされたら、う〜ん、私泣いちゃうかもな〜。
その日が来るまで...もう少しこの甘い時間に、私は浸っていたい。

以上。私の恋の話でした。

▼私のものまね中。あたしゃ、そんな踊らんぞ(笑)
takeru_2.JPG

2008年06月04日

親父の誕生会。

前回のブログで、恋の話をするなんて書いてしまいましたが、
その前にちょっとしたイベントがありましたので、そちらを先に書きますね。

先週の土曜日、5月31日は父の誕生日でした。
1940年生まれ、68才になりました。
丁度、本人が来日していて、父が日本で自分の誕生日を迎えるのは30年以上振り。
想い出に残るものにしようと、会場は弟のレストランAgで、
私が幹事をやって、全てを取り仕切りました。
こういう事には命をかけてしまう性格なので、お客様の声掛けから、舞台設定から、
プレゼント選びから仕掛けまで、フェスティバルさながらの準備を行いました。

本人の生まれた所から最近までの写真をスクリーンに映して、
Life Storyを紹介なんて所から、各グループの余興も色々。
▼親父4才の時。かわいい。
kaicho_2.jpg
会場で流すBGMも父の好きなシナトラ、A.ウィリアムス、イタリアのミルバなど用意して。
マイク握ると人が変わる(!?)、司会進行はもうお手の物ですが、
私、ウェディング・コーディネーターとかも、出来るかもなー(笑)

参加者の皆さんから頂いた会費で、ブルーのジャケットをプレゼントしました。
すっかり太ってしまった父の体系に合うお洋服屋さんは、東京に一つしかないので、
父のプレゼント選びはそんなに大変ではなかったのですが、
皆さんからのお声もあり、母の方にもプレゼントを用意して...こちらが大変だった!!

母と言えば、皆さんご存知の私のオリジナル曲「蘭の女(ひと)」。
「蘭」のイメージが強い人なので、プレゼントは蘭にしたいけれど、
生花だと翌日からシンガポールに帰ってしまってもったいないし、枯れてしまうし...。
3日間、ネットを駆使して、生の蘭を加工して、色もそのまま、半永久的に楽しめる
グラスフラワーなるものが堂ヶ島にある事を見つけ、取り寄せたのは、誕生日前日。
いやあ、寝不足が続きました...。
▼お陰でこんなに大喜び!!       ▼アップにするとこんな感じ。
Papa&Mama.JPG Orchid.JPG
▼Agからも、ゴルフ好きの父にちなんで、ゴルフバースデーケーキのプレゼント。
cake_2.JPG cake.JPG

これでもか、これでもかと皆さんからプレゼントのラッシュで、父は本当に嬉しそうでした。
私からはもちろん「蘭の女」と「ありがとう」をセットにして、歌をプレゼントしました。
スピーチマイクで歌うのはちょっと辛かったけど、気持ちは伝わったと思います。

最後に両親からご挨拶。
父がシンガポールで監督をしていた「リトルライオンズ」の子供達も集まったので、
連戦連勝のチームがのぼせ上がって、負けてしまった時の事を話しました。
「勝つ」と言う事は偶然もある、しかし「負ける」という事に偶然はない、必然である、
負ける理由は必ず存在するという話です。
これは私達姉弟が、小さい時からよく聞かされた話でした。

父は、私達姉弟に子供の頃からスポーツをする事を勧めて来ました。
水泳に始まり、バレー、バスケ、ソフトボール、弟はこれにサッカーなどなど、
あらゆる種類のスポーツを私達はやって来ました。
父はなぜ、スポーツを勧めたのか。それは必ず「負ける」事を体験するから。
そして、個人戦では自分自身と戦う事の重要さを、
団体戦ではチームワークの意義と難しさを教える為でした。
私が割とぎりぎりの状態でもがんばれるのは、
スポーツをやっていたせいかもしれないと、今では父に感謝しています。
何しろ、高校の時にソフトボール部を辞めようとしたら、平手打ちされた位ですから。
超体育会系。

そして母の挨拶。
自分は占いなどをよく信じる性格だけど、主人の人生を見ていると、
例えその人の運命が予め決まっていたとしても、
運命は努力でいくらでも変えられるものかもしれないと思える。
彼は人が不可能と言う事を、努力で全て可能にして来たから、
という話をしました。
42年の結婚生活を経て、互いに尊敬し、支え合う、
この二人の子供に生まれて、本当に良かったと思える瞬間でした。

最後の最後に、弟が締めの挨拶をしました。
偉大な父を持ち、そのプレッシャーと戦い、悩み考える時も過去にはあった。
でも色々な日々を超えて、父さんの子供に生まれてよかったと、
今は心からそう思っている。

うん。
私も大きく頷きました。

本来であれば、親を養う年齢に来ている自分に、
しかし家族にはそれぞれの事情があり、
そうは言っても、やはり自立し切れてない自分を顧みて...。
色々な事を思う誕生会でした。

だいぶ昔にdiaryに書いた言葉を思い出しました。
本当にその人の為に何かをしたいと思ったら、その最大のプレゼントは、
自分が自立する事である。
がんばらないとな〜。

▼最後にみんなで記念撮影。
Shugo_1.JPG

親父殿、健康にだけはくれぐれも気をつけて。
Happy Birthday!!