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2006年12月31日

さよなら2006

日本はもう新しい年を迎えた頃ですよね。
一時間の時差があるので、シンガポールは、まだ年が明けていません。

2006年は、嬉しかったこと、苦しかったことが入り混じった年でした。
努力が実を結んだこと、努力ではどうにもならなかったこと。
新しい出会い、悲しい別れ。
よくも悪くも、信じられないことは起こりました。
人の温かさが身近に感じることもあれば、
自分は一人だと孤独を感じる夜もたくさんありました。
シンガポールという看板に誇りと難しさも感じた年でした。

一番印象に残ったライブは、東京のレコ発でした。
心身共にぼろぼろになり、立っているのもやっとだったライブ。
しかし、歌う前と終わった後の気持ちが、180度違うライブとなりました。
この業界にいると、たくさんのことに傷つき、大切なものを失ってしまうかもしれない。
だけど、それを恐れてやめてしまうよりも、やっぱり私は歌を歌っていきたい。
色々なことを跳ね除ける歌を歌っていきたい。心からそう思いました。

今日、大晦日の夜、日本人会の「茜」というレストランに行きました。
ここの大将のよっちゃんおじさん(野川義夫さんといいます)は、35年シンガポール在住。
私が小さな頃から知っているおじさんです。
ろくな日本食が食べられなかった70年代。
カリフォルニア米を粗塩で揉んで、研いで、何十回も水で洗い流して炊いたお米で作った
彼のお寿司は、その時代では信じられない程の美味しさでした。
30年の間に、食料状況はどんどんよくなり、築地から週に3回空輸で新鮮な魚が
運ばれるようになり、そして何よりおじさんの技術力で、2004年には
「シンガポールで最も美味しいレストラン」という賞を受賞されました。
TV朝日で、「海を渡った寿司職人」というタイトルで、1時間半の特番も放映されました。
国内外から著名人が訪れ、Lee Kuan Yew元首相も惚れ込んだ腕の持ち主です。

「30年の間に、ほんとに色々なことがあったよね...」カウンターでお酒を飲みながら、
よっちゃんおじさんとのお話は盛り上がりました。
ただひたすら「続ける」努力をしてきた人の言葉は重みがありました。
おじさんに比べたら、私の悩みなんてまだまだ小さいものなのかもしれません。
▼よっちゃんおじさんと。
sachiyo-photos 018.jpg
たくさんのことがあった2006年。
今こうして穏やかな気持ちで、シンガポールに居て、名人のお寿司を食べている。
幸せなことじゃないの。もういいじゃん、よしとしようよ。
嫌なこと全部忘れて、また来年一からがんばろう。 そう思います。

今年私のライブに足を運んで下さった方、CDを買って下さった方、
私を支えてくれたメンバー、スタッフ、そしてご協力頂いた企業、団体の皆様に
心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
皆さんのお陰で、私は歌を歌える事が出来ました。
皆さんの応援やご協力があったからこそ、やってこれた1年でした。
まだまだ未熟ではありますが、来年もよろしくお願いします。
素敵な年になりますように...そしてさよなら、2006年。

2006年12月29日

シンガポールに帰ってきました!!

またもやブログが空いてしまいました...(>_<)
出国前に、一度位はアップしないとと思いつつ、
例年より早い帰星で、仕事漬けの毎日でした...
てゆーか、毎回こんな事ばかり言ってていかんなあ。
来年は少し余裕を持って、仕事をしなくては。
ほんとに、すみません。

クリスマスに帰ってきました。
シンガポールは今雨季で、連日雨です。
スコールなんてものではなく、もう嫌になっちゃう位一日中どしゃ降りです。
おまけに近隣諸国も集中豪雨、台湾の地震の影響もあって、
今シンガポール全土に渡って、ネットが繋がりにくい状況が続いてます。
電話もちょっとおかしい。
今日あたりから、晴れ間も少し見えるようになり、ネットも回復しつつあります。

日本は、今日からお休みですよね。
私もようやく仕事が一段落したので、明日から休養&遊ぶぞ!!
シンガポール情報、随時アップしていきますね。

▼久しぶりの母の手料理。涙ちょちょぎれます。
sachiyo-photos 007.jpg

2006年12月06日

Spotlight Singapore in Tokyo 2006

今年の日本・シンガポール外交関係樹立40周年のフィナーレを飾るイベント、
「スポットライト・シンガポール イン 東京」のオープニング・パーティーに行って参りました。
4月に汐留で行われた、"Singapore Food & Culture Festival"から始まって、
私自身がプロデュースした"Singapore Festival '06"を含め、
今年は様々な40周年記念イベントに出演させて頂きました。
"Singapore Festival '06"の際に、「年末にシンガポールのイベントがありますよ」と、
シンガポール大使からご紹介されてから、早3ヶ月。
もう年末なんだ...としみじみしてしまいました。

舞台は六本木ヒルズ、森タワー52階、東京シティービュー。
ドレスコードが、"National Dress"だったので、
着物柄のアオザイを着て行きました。色はもちろん紫です(笑)
六本木ヒルズは、とにかく夜景がキレイで、まばゆいばかりでした。
着くなりレセプションでは、Singlishのお出迎え(^_^;)
仕事が押してしまって、遅れて入ったのですが、あちらこちらに知っている人がいて一安心。
汐留のイベントを見て下さったお客様が結構いらっしゃって、色々な人に声をかけられました。
嬉しいものです(^^)

パーティーは大使のスピーチから始まって、シンガポールのご紹介映像が流れ、
シンガポールから著名なシェフお二人が、わざわざいらしての、お料理が振舞われました。
シェフの一人、Mr.Fu Taoは、私がシンガポールでよく行くレストラン「1827・Thai」の総料理長。
色々なシンガポール・フードが、今風の1スプーン料理でサーブされました。
その中で、やはりありました!! Rojak!!▼
Rojak.JPG
口の中で、何十種類もの味が広がります。相変わらず、複雑な料理だわ(笑)

お料理を一通り楽しんだ後は、お待ちかねの"music performance"が始まります。
シンガポールで最も有名な弦楽アンサンブル"T'ang Quartet"の演奏に続き、
今日私が一番楽しみにしていた、コンサートが始まります。
それは、Iskandar Ismail氏率いる、16名のミュージシャンによるライブです。
イスカンダー・イスマイル氏は、シンガポールで最も著名な作曲家、編曲家で、
ディック・リーや、アンディ・ラウを始めとする内外のミュージシャンに数多くの
楽曲を提供し、彼が作曲したシンガポールのナショナルソングなどは、
私も学生の頃から数多く知っていました。
シンガポールの様々なアジア文化と、西欧の音楽とのミックスチュアを
洗練されたサウンドでつくり上げる、シンガポール音楽のパイオニア的な存在の人です。
そのイスカンダー・イスマイル氏がこのイベントの為に書き下ろした曲
"Generation/s"が、演奏されます。
楽器は、ニ胡や琵琶といった中国楽器から、タブラあり、初めて見たインドフルートあり、
その中をマレー舞踊や、文化を超越した様なGani氏の圧倒的なボーカルが浮遊します▼
Band.JPG
まさに、"Rojak Singapore!!"だわ...。
ここの所、シンガポールは、チャイニーズポップス全盛で、
シンガポールという多民族性を背負った音楽は少ないのですが、
やっぱりシンガポールはこうじゃなくちゃなあなんて事を思いました。
幸運にも演奏後のイスマイル氏と少しお話が出来、
奥様と一緒に写真を撮って頂く事が出来ました▼
with_I.I.JPG

お土産の中に、贅沢にも先程演奏された、"Generation/s"のCDが入っていたので、
来週12日放送のラジオで、皆さんにも少しお聴かせしたいと思っています。
演奏の間中、気になっていた事が一つありました。
ドラマーがどっかで見た事がある人だなあ...誰だっけ???
ずっと考えていたのですが、帰りのタクシーの中で思い出しました!!
「タマゴーさんだ!!」
タマゴー、もといTama Goh氏は、グラミー受賞者や世界中の演奏家と共演している
シンガポールが誇るドラマー、パーカッショニストです。
実は私も、2000年頃にシンガポールで何度かセッションをさせて頂いた事があって、
日本語が少し話せる彼は、「Tama Gohです。タマゴじゃないよ」と、
何だか「ディックリーです。ビックリーじゃないよ」みたいなギャグを飛ばして、
しょっちゅう周囲を笑わせていた人気者でした。
覚えてないかもしれないけど、ご挨拶すればよかったなーと、ちょっぴり後悔...。

シンガポールのデザイナーMr. Benny Ongの作品も見逃してしまったし、
イベントは、12/6と7の二日間開催されるので、もう一回行って来ようかな...と思っています。
アートや音楽を通して、シンガポールを体感出来るこのイベント。
皆さんもぜひ行ってみて下さい。
▼詳細は下記URLをチェックです!!
http://www.tokyocityview.com/ja/topics/20061114-03/

2006年12月03日

インストアライブ終了です。

HMVで、初めてインストアライブを行いました。
通りすがりの人が多いのだろうと思っていたら、
わざわざお越し頂いたお客様が結構いらして、
しばらくぶりにお会い出来た人達も居て、嬉しかったです(^^)
先日、3時間のライブを名古屋でやった直後に、30分のライブというのは、
何となく拍子抜けしちゃいましたが、リラックスして楽しく歌えました。
▼ライブの模様です。
HMV.JPG
私は何年も、立ってハンドマイクで歌う事が多かったのですが、
最近は座って歌ったり、スタンドマイクで歌ったりと、歌い方を色々変えています。
マイク自身も様々な機種があって、私もいわゆる「マイマイク」というのを持っているのですが、
今日お願いしたPAさんが、私の歌い方の特徴を色々研究して下さって、高い音域に優秀さが出る
コンデンサーマイクを持ってきて下さったり、ケーブルを変えて下さったりと
色々と気を使って下さってありがたかったなぁ。
そろそろマイクを買い替えようと思っているので、色々勉強になる事が多かった。

マイクと言えば、"Rojak"のレコーディングは、実はavexで行っているのですが、
avex一高いマイクで歌わせて頂いたのです。いくらだと思います?
150万円なり!!(*_*) 
そんなマイクで歌っているんだーなんて事も考えながら、アルバム聴いてみて下さい(?)

あと、今日言われたのが、「パクチー嫌いなの?」「名古屋ライブの後、名古屋城行ったんですね」
みなさん、このブログ読んで下さってるんですネ...(^_^;)
12月はなるべくがんばって更新して行こうと思っているので、ご愛顧の程、よろしくお願いします。

そんな訳で、今日インストアライブに来て下さった皆様、ありがとうございました。

2006年12月02日

ライブ、ライブ。

全国ツアーが終わって、何だか脱力感に苛まれていた私は、
友人のライブに遊びに行く事にしました、
行って来たのは、ギタリストRay Sandvalのライブ。
Rayとは共演者が同じである事から、知り合った。
去年彼のライブに初めて行き、その情熱的で繊細な彼の音色が大好きになった。
メキシコ人のお父さんと日本人のお母さんを持つRayは、やはりRojakな中身の人なので、
何だか話を色々する内に気があって、ランチ等を一緒にするようになった。
▼Rayとパチリ。
with Ray.JPG
ご覧の通りのイケ面で、中身はさぞプレイボーイかと思いきや、
生まじめで律儀で、日本語はほとんど話せないのだが、日本人以上に日本人らしい。
周囲に非常に気を使う人である。
人種の挟間に揺れながら、様々な想いを抱えて生きて来たのだろう、きっと。
なんて私が偉そうな事を言える立場ではない位、
彼は世界的に活躍している凄いミュージシャンなのだが、
何となく馴染みやすくて、彼と話していると私は非常に楽なのだ。お人柄であろう。
今回のライブは、とてもカジュアルでアットホームで、
ああそう、音楽って本来楽しいものだったんだよななんて、当たり前の事を思い出させてくれた。
Ray、ありがとう。また近い内にご飯食べようね。

今日は、仕事で一日中あっちゃこっちゃ駆けずり回っていたけど、
最後に行ったのは、夢飯西荻店。
▼食したメニューなり。
Muhung.JPG
最近、チキンライスを小にして、サイドメニューを色々食べるのが好きである。
チキンライス小、皮なし、パクチーなし、お醤油はブラックソースで、グリーンチリを付けて。
というのが私の基本オーダースタイル。
今日はライブ前夜だったので、喉に悪いグリーンチリはやめにしましたが。
あと、パクチーは嫌いじゃないのだけど、最近ちょっと避けております。
その他にアボガドのサラダやバクテーまで食べて、すっかりご満悦でございます(^^)

栄養も付けた事だし、さあ明日はHMVでインストアライブです。
アルバム"Rojak"の収録曲を、ちょっと違ったアレンジでお届けします。
この日限定の「素敵なプレゼント」付き。みなさん、ぜひ遊びにいらして下さいネ!!

2006年12月01日

全国ツアー終了しました!!

ついに、11月は1度もブログをアップしなかった...本当にすみません!!
もう、もう、全国飛び回って、くたくたになっておりました...(T_T)
今月はがんばって、随時アップして行きたいと思います。

という訳で、ツアーの模様を簡単にご紹介しますネ(^_<)
まずは、11月11日、函館。
北国でのライブ、南国育ちの私にはよほど応えるだろうと思いきや、
気温はそんなに低くなかったのですが、雨男の某ベーシストのせいか(!?)
その日函館はどしゃ降りでした。
しかし、函館シンガポール協会の皆さまの温かい心遣いのお陰で、
終始なごやかでアットホームな雰囲気の中、ライブをお送りする事が出来ました。
ライブは2セット入替制。10曲1時間のライブを連続して2回行うのはなかなかハードでしたが、
とっても嬉しい出来事がありました。
この日、誕生日を迎えた私の為に、協会会長が花束を持って壇上に上がって来て下さいました。
大好きなメンバーの演奏で、会場のお客様全員で「ハッピーバースデー」を歌って下さった時は、
思わず涙が出てしまいました。
2セット同じライブをお送りするので、休憩中に「同じ事をするのであれば、花束を
お返しましょうか?」なんて事を協会の方に言うと、「大丈夫ですよ」の一言。
何が大丈夫なんだろう?と思ったら、何と2セット目は今度はケーキを
ご用意して下さっていたのです!! ▼下の写真がその模様です。
hakodate1.JPG hakodate2.JPG
幸せなバースデーライブでした!!(^^)
ライブ終了後の打ち上げの席でも、はこだてビールオリジナルの地ビールや、
函館で取れた新鮮なお魚のお寿司にメンバー全員舌鼓を打ちました。
▼メンバーみんなが大好きになった、はこだて地ビール4種類のお試しセット
hakodate_3.JPG
函館シンガポール協会の皆様、本当にありがとうございました。

続く11月18日、福岡公演。
この日も雨。「もう、増根さん!!」「うるさいなー、as usualでしょー?」
なんて会話をみんなでしつつ、2度目の地方公演、みんななんとなくほぐれてきます。
この日は入替えなしの2セット。函館とはまた少し違う選曲で、行いました。
福岡は父の実家がある事から、親戚の伯母達や小さい頃から私の事を知ってくれている
お客様がたくさん来て下さって、ほんとに嬉しかったとよ。
▼ライブの模様です。
fukuoka_1.JPG fukuoka_2.JPG
で、終了後は、また打ち上げ。福岡も美味しいものがたくさん!!
全国を演奏で駆け回っているパーカスの岡部さんが、地元のお料理に詳しいので、
メニュー選びは、岡部さんが担当です。
ひたすら焼酎を飲んでいるピアノの黒木君とギターの友二さん、なぜか飲み会の最後は
いつも増根さんが熱弁し、岡部さんは食べるのにもっぱら忙しいといった感じです。
▼パインジュースで酔っぱらったか?えびせんくわえた増根さん
mashine.jpg

そして、11月25日、名古屋公演。今年に入って4度目の名古屋入りです。
この日はなんとか雨は免れました(笑)
3公演中、最もハードな1時間半のライブの入替制、25曲を歌いました。
1セット目は、中部シンガポール協会の皆さんで会場は一杯になりました。
シンガポールをよくご存じの皆さんには、函館、福岡とはまた違った選曲でお送りしました。
2セット目のお客様でびっくりしたのは、東京からわざわざ来て下さった方や、
逆に東京のライブに来て下さった事がある名古屋の方達がいらっしゃった事。
その中でも、michelleと過ごしたシンガポールで最初に住んだマンションに、
住んだ事があるという方がいらして、目が点になりました(*_*)
今回、3公演とも「michelle」を歌ったのですが、案外このまま歌い続けて行けば、
本当にmichelleに再会出来るかもしれないなあ...と思った出来事でした。
名古屋公演で残念だったのは、ライブの模様を写した写真のデータが全て消えてしまった事!!
残念!! なので、翌日行った名古屋城の写真を、アップします。紅葉が見事でした▼
DSCF0002.JPG DSCF0010.JPG

3公演を終えてみて思う事は、同じ曲をフレッシュに歌っていく事の難しさを感じたと同時に、
新しい場所でもきちんとした音作りが出来る為に、自分がよいとする音色を的確にエンジニアさんに
伝えられるようにならないといけないと思った事かな。
全会場、様々な年齢層の方にお越し頂きましたが、お客様の反応を伺っていると、
私の音楽はもしかして、年齢に関係せず受け入れて貰えるのかもしれないと思える事が出来、
大きな自信となりました。
初めての地方公演を全て満席で開催する事が出来たのも、主催、後援団体の皆様のお陰で、
本当に心から感謝しています。
そして、メンバーのみんな、未熟な私に素晴らしい演奏を、ありがとう!!
今回のライブを機に、来年も地方での活動が広がって、また皆さんにお会いする事が出来たら
嬉しいです。ご来場頂いたお客様、本当にありがとうございました。